昨日書いた、「僕の企業のファイナンスその1」の続きです。起業のファイナンス ベンチャーにとって一番大切なこと磯崎 哲也※注意 まだ私も大成功したベンチャー経営者ではありませんので話半分、参考程度でお願いします。 これが正解というのは資金調達では無いと思います。これは私的見解です。そこのところはご理解ください。はい。 気に障るところがあったらごめんなさい。■企業価値を上げすぎていないか企業価値が高ければ高いほど、少ないシェアで大きな資金調達ができる。うん。特に事業領域に期待値が高いときは、米国のベンチャーの評価額を参考にすることもできる。うん。最初からドーンと企業価値を高めて調達したほうがいいのかというと、昨日書いたように、あくまで事業モデルによって変わってくる。企業価値を高くするのはがんばればできること。計算上または期待値、実績をコントロールすれば。ただ、その後のファイナンスを考えると、ファーストラウンドでは1億円以内、セカンドラウンドで最大ほんとがんばっても10億円くらいの企業価値が「日本では妥当」な感じになってしまう。よっぽどいいベンチャーは別として。この状況がいいのか悪いのか、という議論はまたあるけれども。エグジットは上場だけではない。買収されるとなると、「のれん」が発生する。のれんについて詳細はwikipedia。通常ベンチャーの場合純資産は少ないので、企業価値がかなり高く、かつ純資産が少ない場合には注意が必要だ。 直近の企業価値で出資に応じた投資家が納得し、買収先も納得する、となると 色々と考えなければならないことが出てくるのはわかると思う。 だからバランスはよくとるべきなんだ。上場にしても、上場前の企業価値が実績よりも高すぎると、そもそも上場できない、なんてこともある。 自分のビジネスを卑屈に考えて企業価値を低くすることはない。 でも、のちのちの事を考えて企業価値は算出したほうが良いと思う。いきなり事業価値を上げすぎると、「後のラウンドの調達が大変」になることはよくある話。■運転資金は銀行という手もあるよく「無借金経営です!」という話を聞く。すごいなぁと思う反面、 無借金がめちゃめちゃエライというかと、そうでもないんじゃないか。どうも「借金≒悪いもの」という感覚があるのかな。ベンチャーなら投資しろ。お金ためてもしょうがない。投資家はお金ためてもらうために出資しているんだろうか?銀行からの借入を行っても、投資して、でっかくなろう、と僕は思う。銀行からの評価はじっくりじっくり上がっていくもの。いきなり「お金貸してください」といってほいほい貸してくれるものではない。運転資金として、銀行から返せる範囲で適切に借入するのは企業として健全だと思う。■銀行が個人保証無しに貸してくれるのはレアケースただ、銀行が社長の個人保証無しに貸してくれることは最初はあまりないんだ。倒産したときのリスクとか、色々あると思う。社長がいくら個人補償しようが、いくら会社に出資しようが、 別にそれで社員はほめてくれないし社員のモチベーションが上がるものでも 無い。だからVCからの出資を安易に選ぶのか?僕は自分のやりたいビジネスをやるためなら、個人保証つきでも「返せる範囲なら」アリだとは思います。社長は孤独なもの。でもやりとげなきゃ。 ほめてもらうためにやってるんもんじゃない。■信用調査会社さんとつきあう事業が進捗すると、たまに大手信用調査会社さんから「御社に調査が入りました」という電話がくる。調査??なにそれ??怖いの??と思ってしまうけど、快く応じたほうがいい。大企業があなたの会社と取引するためにやっているのかもしれない。必ず「評点」がつく。実はこの評点が銀行からの評価に結びつくんだ。数字全てをさらけ出す必要は無いと思うけど、真摯に対応していたら、良いこともあるよ。-------------------------------------------------2回にわけて書きましたがいかがでしたでしょうか。またファイナンスネタ思いついたら書こうと思います。それでは、それでは。ゆ